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神社は津波を生き残る(致知12年6月号)

海洋プランニングという会社の熊谷航さんへのインタビュー記事が非常に興味深かったです。

福島県の南相馬市から新地町までの海側には83の神社・祠等があるそうなのですが、ほとんどの神社が津波の被害を免れています。

神社がちょうど境目になって、海側は津波ですっかりやられていて、陸側は大丈夫ということでした。

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しかも、津波で流されてしまった14ヶ所を調べてみると、みな昭和とかかなり最近になってから移転されてものばかりだそうです。

生き残ってる神社は江戸時代の時点で既に起源がわからないくらい古いもの、紀元800年代建立のものなど。専門家に聞いても、なぜそこに神社があるのかというのは実はほとんどよく分からないそう。そもそも神道の始まりすら定かでない。

神道という一つの信仰ができる以前に、特別な場所として神社が建てられ、それがいつしか信仰と結びついて今日まで続いているという見方が自然だと思うんですよ。

 という言葉がすごく印象的でした。

信仰心とか無い私でも「神社スゲー!」って感動しました。

やっぱり古きを温ねて新しきを知るのは大事ですね。