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グロービス経営大学院堀義人学長(致知2015年2月号)

グロービス経営大学院学長である堀 義人さんが二十代を振り返っておられる記事を拝読しました。
大学卒業後は住友商事に就職。人からなめられるのが嫌いな堀さんは、新人だからといって仕事で自分の無知を晒したくないため、徹底的に勉強をして臨みました。そうした姿勢が評価されたのか、入社2年目には早くもシンガポールやマレーシアなど、海外での契約交渉を任されるまでになり、4年目にハーバード・ビジネス・スクールへ留学。そこでとても印象的だったのが、世界からハーバードに集まってきた優秀な学生のほとんどが起業を夢見ていたことです。それまで会社を起こそうなどと考えたこともなかった堀さんですが、異質の価値観に刺激を受け、ハーバードを超えるアジアナンバーワンの大学院をつくりたいという目標に辿り着きました。
そうした高い志を抱いたのは、在学中にある黒人の方のスピーチを聞き、その中で、
人間の可能性を閉さしているのは、他人でもなく、外部環境でもなく、自分の意識であるということ。
自分自身ができない、自分はこんなもんだと思った瞬間に、自分の可能性は閉ざされてしまうこと。
に気づいたからです
 
住友商事での仕事はとてもやりがいがあり、充実感もあったそうですが、
尊敬するおじいさんが25歳の時に記したエッセイ『吾人の任務』を読み、そこに自分のミッションを明確に定義し、人生を通じてそれを見事に全うしているのを目にしました。
それをきっかけに、改めて、自分は何をするために生きてきたのか、自らの使命は何か、という問い掛けをし、考え故いた結論として、
アジアナンバーワンの大学院をつくる、という自分の夢と使命感に従って、社会に価値を創造する起業家になることが堀さんの「吾人の任務」と考えました。
そして住友商事を去り、アパートの一室でグロービスを立ち上げました。
 
与えられた仕事については必ず抜きん出るという意識で臨むこと、
自分の可能性を信じて、
自分の人生に明確な目際を持つこと三十代以降の人生に、大きな果実をもたらすのだなと感じました。
 
致知2015年2月号「二十代をいかに生きるか」の感想を会社の朝礼用にまとめたものです。

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